ファーストフード

この欄では、私たちが見て、そして実際に食べてきたサウジアラビアのファーストフードについて触れたいとおもいます。

私たちの旅は日程の約半分をジェッダで過ごしました。ジェッダはサウジ一の商業都市で、大規模なショッピングセンターやビルが立ち並んでいます。ファーストフードの店は、そのようなショッピングセンターの一角や、大きな道路沿いに頻繁に見かけました。

主なものとして、日本でも馴染み深いマクドナルドやケンタッキーフライドチキン、ピザハットがありました。

しかし今回私たちは、3店、計5回、ファーストフード店で食事をとり、全3店とも日本にはない店に入りました。店の名前を紹介しますと、「AL-BAKE」(アル・ベイク)、「ハルデーズ」、「アルターザジュ」、の3店で「アル・ベイク」はフライドチキン、「ハルデーズ」はハンバーガー、「アルターザジュ」はグリルチキンの店です。(※ハルデーズはアメリカのファーストフードで、サウジアラビア独自のファーストフード店ではありません。)

はじめに、日本のファーストフード店と違う点としては、ボリューム(量)が上挙げられます。「アル・ベイク」は1人前でフライドチキンが4ピース、パンにポテトがつきますが、ポテトは日本のファーストフード店のような小さい紙のケースに入ってくるのではなく、フライドチキンが入っている箱全体にぎっしりと敷き詰められています。その上に巨大なチキンが4ピースのっているわけです。

「ハルデーズ」ではハンバーガー自体が日本の物の倍はありそうなもののうえに、コーラやセブン・アップをはじめとする飲み物が飲み放題でした。また「アルターザジュ」も巨大なチキンが2ピースに温かいこれまたおおきなパンが付いていました。

日本ではファーストフードは「軽食」という感覚がありますが、サウジのそれはどれも軽食ではありませんでした。

次に、店の雰囲気もまた日本と少々違いました。まず店に入ると店員の皆さんは全員男性です。同じようにお客も全員男性でした。(※これはサウジの場合レストランは、男性セクションと家族セクションがあります。今回、私達は男だけだったので,男性セクションしか見ることが出来ませんでした。)

日本のファーストフード店に入ると店員も客も女性の割合が多いのが普通なので、この点は大きな違いだと思います。また、私たちはかなり夜が遅くなって行くことが多かったのですが、深夜でもいつもにぎわっていました。

これは商業地のジェッダということにもよるとは思いますが、小さな子供も深夜にいたことに、すこし驚きました。

最後に肝心の「味」ですが、全体的に濃い目の味付けで、どの店も熱々で料理が出てくる印象があります。日本のファーストフードは、冷たくないまでも熱々で出てくることはあまりないので、この点はぜひ見習ってほしいと思います。