ジェトロ、JAIDO事務所開設およびOPJIの設立

1994年10月、リヤードにジェトロ(日本貿易振興会)の事務所が開設された。開所式にはサウディ側からアブドッラハマーン・ザーミル商業省次官、日本側から丹波日本大使や豊島ジェトロ理事長、小島中東協力センター専務理事など多数の両国関係者が出席した。

同事務所は、サウディアラビアを中心とした中東産油国における投資機会の紹介、投資奨励に重点を置くと共に、サウディアラビアの投資環境に関する情報の提供など積極的な活動を展開している。

また、1993年4月にジェッダにJAIDO(株式会社日本国際協力開発機構)事務所が開設され、1996年10月にリヤードに移転した。

日本の経済力・技術力を高く評価しているサウディ政府はあらゆる機会を捉えて日本に、同国内における工業投資を要請している。こうした要請に応えるべく、日本政府の支援を受けながら日本経済界は一体となってサウディアラビアへの投資の促進・拡大を図ることを目的とし、1995年5月に“サウディアラビア投資促進機構(OPJI)”を設立し、中東協力センター内に事務所を置いた。同機構の事業内容は次の通りである。

  1. 具体的有望投資案件の発掘、評価および実現にむけての紹介、斡旋。
  2. 具体的有望投資案件を推進するために必要な資金面・税制面などの諸問題についての調査、検討および提言。
  3. 既存および新規合弁投資事業の円滑な運営を図るための側面的協力。
  4. 以上の事業を遂行するにあたり、関係諸団体および企業と密接な連携、協力を図る。

転載:「アブドルアジーズ王の生涯」
日本サウディアラビア協会出版