リヤード電子技術学院

1974年6月に締結された高等教育技術協力協定に基づき、リヤード電子技術学院を設立するため、数多くの日本人専門家が日本の国際協力事業団(JICA)よりサウディアラビアに派遣された。

1993年9月、リヤード北部のサラハーディーン地区に開校された同学院は広い敷地内に数多くの研究室、実習室、コンピュータールーム、モスク、図書館、食堂、体育館、プール、学生・教職員用宿舎や発電・変電所、浄水場までを備え一大学園都市を形成している。

毎年240名程の学生が入学し、2年間の一般科目、工業科目の履修を終えた後、3年で次の5つの専門学科に分かれる。(a)自動制御科 (b)オーディオ・ビデオ科 (c)工業電子科 (d)電気通信科 (e)コンピューター技術科

リヤード電子技術学院のみならず、JICAは同学院の上部組織である技術教育職業訓練庁(GOTEVOT)との関係強化を進めており、新しい教育訓練プロジェクトが進行過程にある。

開校当初から日本人専門家(当初5人でスタート、その後数人増員)が学院の運営に協力してきたが、彼らは1996年9月にその任務を無事終了し、帰国した。

1996年7月8日、ムハンマド・ダーラン技術教育職業訓練庁総裁及び丹波寛・日本国大使を迎え、同学院において卒業式が盛大に行われ、第1期卒業生88名が学院を巣立った。

リヤード電子技術学院卒業式(1996年7月)(P.182-1)

転載:「アブドルアジーズ王の生涯」
日本サウディアラビア協会出版