日・サ両国の大使館開設

日本とサウディアラビアの外交樹立交渉は第2次世界大戦前から始まっていたが戦争勃発により打ち切られ、サウディアラビアは戦争終結直前に日本に対して宣戦布告した。戦争終結後の1951年、サウディアラビアは対日平和条約に調印し、1954年3月に同条約を批准した。日本は直ちに外交樹立交渉を再開し、1955年6月、日・サ間に外交関係が正式に樹立された。1956年、日本政府はエジプト駐在の土田豊大使をサウディアラビア王国兼任公使に任命した。1958年1月にサウディ政府が東京にサウディアラビア王国大使館を開設し、アサド・ファキーヒ大使を任命してきたので、日本政府は土田兼任公使を兼任大使に昇格させた。そして、1960年1月、日本国大使館をジェッダに開設し、田村英治氏を臨時代理大使に任命した。それ以後、今日まで両国は友好的外交関係を維持し続けている。

尚、1984年10月、日本国大使館は他諸国大使館と同様にジェッダよりリヤードに移動し、同時にジェッダに日本国総領事館を開設した。その後、同大使館はリヤード外交団地区に新築され、1985年8月に開館し、大使をはじめ23名の日本人スタッフがいる(1998年6月現在)。また、サウディ国内の在留邦人数は、リヤード、ジェッダを中心に882人(1998年4月)で、進出日本企業は50社である(1998年4月)。

転載:「アブドルアジーズ王の生涯」
日本サウディアラビア協会出版