河本通産大臣の訪サ

1976年1月、河本通産大臣がイラン、イラク、エジプト、サウディアラビアを訪問し各国首脳、政府要人と会談し懸案となっていた経済協力事業について意見交換を行った。

サウディアラビアにおいては経済技術協力協定に基づく第1回合同委員会が1月13・14日、リヤード市で開催され、日本側から河本通産大臣、鈴木駐サ・日本大使、サウディ側からナーゼル企画大臣、ゴセイビー工業大臣らが出席した。同委員会で討議された内容の要旨は次の通りである。

  1. 日・サ両国政府の職員よりなる日・サ合同委員会事務局を、リヤードにできるだけ早期に設置する。
  2. 懸案の還元製鉄、石油化学の二大プロジェクトの推進に関し、2月または3月に当事者間で会合を開く。
  3. 両国間における技術協力に適合した分野を確定するため、日本から専門家を派遣する。
  4. 協議及び意見交換のため、今後頻繁に合同委員会を開催する。
  5. 両国政府の事務レベルによる作業部会を、協定の円滑な実施のため随時、または合同委員会開催準備のため必要ならつど開催する。

転載:「アブドルアジーズ王の生涯」
日本サウディアラビア協会出版